iPhoneはほかのスマホとは違い、あまり電池容量は好ましくありません。

たとえば、iPhoneを現在最新のAndroidスマートフォンと比較してみると、こうも差があります。

iPhoneとAndroidのバッテリー容量の差

Galaxy S5 2800mAh
Galaxy S4 2100mAh
Xperia Z2 3200mAh
Xperia A2 2300mAh
Nexus5  2300mAh
iPhone 5 1434mAh
iPhone 5S 1570mAh


こうしてみると、あらためてiPhoneのバッテリーの少なさを実感します。

スマホ、iPhoneに使用されているバッテリーとは

あまり知られていないんですが、スマホやiPhone、タブレット、ノートパソコン、車、これらに搭載されているバッテリーは、「リチウムイオンバッテリー」と呼ばれるバッテリーです。

このリチウムイオンバッテリー、次のような状態になるとバッテリーの寿命が縮む特性があるのです。

   
1.電極の劣化

         ・・・熱を加えたりや充電を繰り返ししていると、電極がすり減り劣化していまいます。こうなると、寿命です。
           一般的にリチウムイオンバッテリーは500回の充電で最大電池残量が70%~50%まで減るといわれています。



電池の持ちをよくするためにあなたができること

   
1.最後までバッテリーを使い切らない

        ・・・部分充電(バッテリーが残ってる状態で充電をすること)のほうが効果的です。
   
2.100%になったらコードを抜く

        ・・・過充電をしてしまうと、バッテリーが傷んでしまう恐れがあります。
   
3.バッテリを室温で保つこと

        ・・・特に、真夏の車内に携帯を放置といった状況は避けたほうがいいです。ゲームのしすぎによる携帯の発熱もバッテリーには悪影響で、なるべく20°~25°に保てるようにするとより長持ちします。


しかし、消耗品である以上、使用していればいずれ性能が悪くなるのが現状です。


「バッテリー残量が減ってきたような気がする」「バッテリーを交換したい」という場合は、下記をご覧ください。

iPhoneのバッテリーを復活させる小技

 
 バッテリーにはコンピュータが搭載されていて、バッテリーの残量を把握してくれています。それによって我々はバッテリー残量を知ることができているのです。
 しかし、継ぎ足し充電(部分充電)などをしていると、コンピューターは誤認したりし、最大容量まで充電できなくなってしまうことがあります。ですので、定期的に”リフレッシュ”と呼ばれる作業をしてあげることが大事です。
  
リフレッシュの手順

    1.iPhoneを100%まで充電します。(機内モードONが望ましいです。)
    2.充電コードははずし、iPhoneを0%まで使い切ります。(動画再生、光度MAXなどが早く消費できます。)
    3.iPhoneを付属のACアダプタ(コンセントにさすもの)を使い機内モードONで100%まで充電します。
    4.100%まで充電できれば、完了です。
     このリフレッシュは、先述の通りバッテリーにはよくありませんが、すぐに充電がきれる、などといった場合は月1回程度を目安に行ってください。
  
 これでも回復しない場合は、iPhoneのバッテリー残量が減っている可能性があります。500回程度で残量は数十パーセントも減ります。

iPhoneのバッテリーを交換する場合

   
Appleで交換してもらう

      こちらの記事をご覧ください。

   
自分で交換する(サポートが効かなくなります。)