実は、日本からアメリカのApple Storeへアクセスしようとしても、そのままでは出来ない仕組みになっています。

 これは不便だと思ったので、今回は日本からアメリカのApple Storeへアクセスする方法をご紹介いたします。

  

Apple Storeはなぜ日本語版へ繋がってしまうのか

 例えばアメリカのApple StoreのURLへ直に接続しようとしても、日本語版Apple Storeへアクセスされます。
 これはなぜなのでしょうか?
 
 それは恐らく、Appleの優しさなのでしょう。Twitterでアメリカ版Apple Storeのリンクが張ってあっても日本ユーザなら日本語のページへ飛ばされるので、英語が基本的に苦手な日本人にとってはありがたいですよね。


その仕組みはー。

 では、Appleがどのようにして「日本人である」と判断しているのでしょうか?
 それは、「Java Script」というものを用いて判断しています。
 Java Scriptはブラウザ上でいろいろな便利なことをしてくれるものです。たとえば、よく会員登録で「郵便番号を入力すると自動で住所が入力される仕組み」なんてありますよね。
 あれはJava Scriptという素晴らしいものを利用して実現できています。

 しかしこのJava Script、実は嫌な面もあります。
 例えば、私たちがYahooへアクセスすると、Yahoo側は「どんな端末の(iPhoneやPC)」「こんなOSのバージョンの(WindowsやiOS8.3、Android5.0等)」人がアクセスしてきた。という情報を把握することが可能です。
 その中に、「言語情報」も含まれています。

 実は、その言語情報で、「この人は日本人」ということを把握し、自動的にその人向けのApple Storeへリダイレクトさせているのです。

 ちなみに、このJava Scriptは設定からOFFにすることが可能です。今回はその設定をOFFにすることで、
「Appleに、どこのだれがアクセスしているのかわからなくさせてしまう」という方法を利用します。

 

アメリカのApple Storeへアクセスる方法

 ※今回はパソコン版Chromeを利用した設定方法をご紹介いたします。Internet ExplorerやSafariをご利用の方、またスマートフォンでトライされる方は若干手順が異なりますのでご注意ください。

1.ブラウザの右上にある「三本の横棒マーク」から「設定」を開きます。 

2.一番下へスクロールし、「詳細設定を表示」をクリックします。

3.更に少しだけ下へスクロールし、「プライバシー」の「コンテンツの設定」を開きます。
For Blog7-1_0-2-52_No-00

4.「Javascript」で「例外の管理」をクリックします。

5.「http://store.apple.com/」と入力し、動作を「ブロック」に設定します。

6.「完了」をクリックします。

  以上で日本語を使いながらもUS版Apple Storeへアクセスすることができました。
  存分にお楽しみください!